朝崎郁恵、弁天湯で唄う
唄者、朝崎郁恵が61年の歴史を持つ吉祥寺弁天湯で、風呂ロック!?そりゃあ、駆けつけないと! という訳でやって参りました、吉祥寺。北口改札を出ると、街一番の賑わいを見せるサンロード。それを左折しますと住宅街にして、TOWER RECORDSやカフェ等が並ぶ昭和通りへ。そして藤村女子中学、高校の向こうにありました、ありました弁天湯。「風呂ロック」の手製の看板が所狭しと置かれております。
ではまず風呂ロックの説明から。
「現在の吉祥寺在住民の間に広がる"コミュニケーション不足"。『他人に関わる方法が無い、分からない。』といった声。そんな現象が人々の中で多少なりとも起こり、結果この街は寂しいものになってしまう。そこで日本の古き良き文化、庶民の1日の疲れを取り続けてきた和みの場所でもある“銭湯”という場所を使って、コミュニケーションの場を図るという企画。便利な時代だからこそよりシンプルな形で、昔ながらの日本文化や吉祥寺の街並み、変えてはならない風習などを考えつつ、1杯飲みながら生の音楽を楽しむ、そんな企画。」
だそーです。
会場となる弁天湯は昭和21年に開業。デパートの出店に伴い、昭和45年に現在の場所に移転。その際に特注した美しい絵柄の擦りガラスは大きな特徴です。特徴と言えばもう1つ。湯船の抜こうのペンキ絵。中央には大きな富士山が鎮座しまし、左の女湯には美浜海岸、右の男湯には伊豆の海岸が描かれています。この絵は、男女交互に毎年新しく書き直されているそうです。
開場時間の夕刻に、銭湯に入浴ではない目的で集まるお客さん。それもまた、いい光景ですね。ステージは当然、左側湯船に特設。お客さんは洗い場や脱衣場で開演を待ちます。趣旨通り、と言いますか、世代交流は確かに行われています。そこかしこでの談笑。さらにこの日は、“世界各国で火を灯す”candle JUNEが蝋燭で場内を演出。幻想的な灯りのイルミネーション。既に会場はいいムードです。そして、開演――。
「今日ぬほこらしゃ」から、いつもと変わらぬお姿で登場の朝崎さん。会場は拍手でお迎えです。演奏は、ピアノに江草啓太、三味線とお囃子に新原恭子、チヂン、鳴り物にやいちろうという面々。1部は「朝顔節」、「はまさき」、「よいすら」など比較的ゆっくりした唄を中心に、解説などを挟みながら進行。男湯はスクリーンでの観覧です。でもこちら側は、自由に楽しめるなんとも贅沢な空間でした。そして1部は「行きゅんにゃ加那」で締めました。
2部は、1部に比べ若干賑やかなスタートです。恭子さんの三味線とやいちろうさんのチヂンが囃します。ところが「五木の子守唄」、「十九の春」では雰囲気を一転させます。そして最後は「豊年節」、「六調」へと流れ込みます。すると、脱衣場では踊りだす人々で大わらわ。お客さんの笑顔がとっても印象的でした。アンコールは「おぼくり」から皆で「ふるさと」。いいイベント、いい一夜でした。
この日はJ-WAVEの番組にも出演した朝崎さん。疲れも見せず終始楽しそうだった姿が印象的でした。そして8月5,6日に六本木ヒルズアリーナでのイベントを発表! このイベント、なんと我々にも協力のお願いが来たのです!
と、いう訳で久々に皆様とお会いできる場がやってきました!
詳細などの経過は、ヨ〜リヨ〜リ便りで伝えていくつもりですので、楽しみにしていてくださいね!
【朝崎郁恵公式HP】http://www.asazakiikue.com/
【candle JUNE公式HP】http://www.candlejune.jp/
【風呂ロック公式HP】http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=furorock
<中ノ島万太郎/記>