朝崎郁恵さんのミニ唄会
<7月18日火曜日>
夕暮れ時、滞在中のホテル「マリンステイション奄美」の庭で、朝崎郁恵さんが唄によるお清めを行ってくださいました。唄で「お清め」なんてあるんですねえ。奄美に息づく神様への畏怖や祈りというものの強さを、そこはかとなく感じた瞬間でした。そして、そんな濃密な文化が伝承されている奄美という場所を、羨ましく思いました。
ちょうど夕食時の宿泊客のみなさんも呼んで、急遽唄会が始まりました。黒糖焼酎を片手に庭先に出て、朝崎さんを囲むように座り、じっとその歌声に耳を傾けます。
夕凪の海と、故郷である加計呂麻島を背に、とても気持ちよさそうに島唄を唄う朝崎さん。静かな波の音とやさしい海風に乗って、ゆったりと唄声が胸に染みわたります。なんとも心地よいひととき。お客さんも、奄美の雰囲気を味わうことができて、とてもうれしそうでした。
その後、ホテルのレストラン「ゆうな」に移動して、再び朝崎さんが島唄を唄ってくださいました。旅先でこんな時間があったら、とってもぜいたくですよねえ。きっと思い出深いものになると思います。朝崎さんはリクエストに応えて「ふるさと」なども唄い、最後はいつもの六調で締めくくりました。お客さんの中には、スイスからいらっしゃっている方もいて、初めて聴く奄美の島唄に大変感激しておりました。このような唄会を通して、奄美の文化を広めていけたらいいなあ…と改めて思った夜でした。