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「けぃんむんマンディ」レポート#2

■16日(日)
この日も朝からいい天気で、会場は灼熱地獄のような暑さ。日陰が無いので、わずかな木陰などに避難しながら、ステージが始まるのを待ちました。夜はいよいよ坂本龍一の登場です。サカモト氏はかねてより朝崎郁恵さんと一緒に演奏したかったということで、今回の共演も心待ちにしていたそうです。


午後4時、いよいよコンサートがスタートです。まずはピンポンズから。浴衣姿でキメたメンバーたちが、パワーあるロックとパフォーマンスで会場を盛り上げます。島唄をアレンジした曲など、とても聴きやすくて楽しいステージでした。



そして、先日のシーカヤック大会でとても印象的だったカサリンチュの登場。よくとおる歌声と安定したリズムが、さわやかな気分にしてくれました。歌ったのは3曲と、ちょっと少なくて残念でした。もっと聴きたかったのに…。



続いてはハシケンです。大和んちゅの彼ですが、奄美ではけっこう人気があり、ギター片手に歌い上げてくれました。たたずまいは素朴で、飾ってないところがカッコイイ!!そのヴォーカル力にも感動しました!!ちなみにハシケン、つい最近奄美観光大使に任命されたそうですよ。



中孝介が登場すると、会場もぐんと熱気を帯びてきました。見渡せば、広い会場がだんだん観客で埋まってきています。皆、中孝介のやさし〜い歌声に惚れ惚れと聴き入っていました。ちょうど夕暮れ時で、雰囲気がゆったりとしていましたね…。








続いて朝崎郁恵さんのステージです。まずは弟子の新原恭子と唄者の前山真吾、加計呂麻島の宝として将来を期待される若手唄者の徳原大和が歌いました。若い後継者たちを育てたいという朝崎さんの想いが強く伝わってきます。元ルナシーのギタリストSUGIZOがヴァイオリンで参加したり、中孝介と一緒に唄ったりと、いつもとは一味違ったステージとなりました。SUGIZOの演奏は、いわゆるクラシック的ではなく、「パンクなヴァイオリン」とでも言いましょうか…。それが島唄と出会ったとき、とてもドラマティックな世界が生まれて、なんとも不思議な感動がありました。


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そして「おとあしび」。ジャンベ集団の旅団、サックス奏者の藤原大輔、SUGIZOらによる、クラブにでもいるようなミクスチャーサウンドのコラボレーションが始まりました。神がかったようなSUGIZOの演奏に、なんだか脳が真っ白になっていくようでした。これがとてもとても長くて、周囲を見渡すと、撃沈している人たちの姿がちらほら…。気持ちよ〜くなっちゃったんでしょうね。これもなかなか見ごたえのあるステージでした。

















そして坂本龍一が静かに舞台に登場。おもむろにパソコンをいじり、音楽が鳴り出してステージは始まりました。「世界のサカモト」を間近で一目見ようと、観客たちが騒然とステージ前に押し寄せます。そりゃ興奮しますって!!その熱気とは裏腹に、サカモト氏の音楽は冷静に展開していくようでした。朝崎さんが登場して唄いだすと、「え、島唄がこんなふうになっちゃうの?!」とびっくり!!そのサウンドを何と表現したらよいでしょう…。ジャズ、アフリカン、ハウス…いろんなテイストがミックスしていて、朝崎さんの唄声もひとつのサウンドとして、その音の渦に溶け込んでいました。それはまるでカオスのようでしたね…。さすが、坂本龍一の手にかかるとこんなにも音楽の可能性は広がるのだと、感動でした。

最後は出演者全員での「六調」です。これがまたすごかった!!朝崎さんの唄に、三味線、ジャンベ、ヴァイオリン、サックス、ピアノの競演!!サカモト氏もすごく楽しそうにキーボードを弾いていました。こんな舞台、二度と見れないんじゃないでしょうか…?!まさに鳥肌ものでした。
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アンコールでは、観客に応えて朝崎郁恵さんがひとり登場し、アカペラで「いきゅんにゃかな」を唄いました。あれだけ唄って踊ってエネルギーを使ったはずの朝崎さんですが、疲れを見せることなく、いつもどおり素晴らしい唄を聴かせてくれました。



こうしてコンサートは終了。私はすごいものを見てしまったのかもしれない…興奮はなかなか醒めないまま、帰路についたのでした。


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