フェリーで喜界島へ
平土野港からいよいよ喜界島へ向けて出発。
徳之島から喜界島へは、鹿児島市〜喜界島〜奄美大島〜徳之島〜沖永良部島を結ぶ裏航路を通る「フェリーあまみ」を利用します。(表航路は喜界島に寄港せず、鹿児島〜奄美の各島〜那覇までを結びます)
※海のルートはこちらを参照
フェリーは、平土野港を13:35に発つと、奄美大島の古仁屋港、名瀬港を経由して、21:20に喜界島の湾港に到着予定です。
■平土野港〜古仁屋港


さて、のんびりと8時間を要する船の旅が始まりましたが、相変わらず利用客も少なく、2等客席でも快適に過ごせそうです。このフェリーは清潔で、毛布も枕も気持ちよく使えます。2等客席はクーラーが効きすぎるので、寝るときは毛布の掛け忘れにご注意ください。
といっても、昼間から眠るわけにはいかないので、暑いデッキに出て、紙パックの「デーリィのミルクコーヒー」を飲みながら、徳之島が遠くに見えるまでボーっと眺めていました。喫煙所でも、また「デーリィのミルクコーヒー」を飲みながらボーっとしたり、デッキの上で加計呂麻島を眺めたり、結局2時間半ボーっと景色を眺めているだけで、古仁屋についてしまいました。2時間半がこんなにあっという間に感じられるなら「ダヴィンチコード」もめんどくさがらずに見られそうです。
■古仁屋港〜名瀬港古仁屋から名瀬までも、引き続きデッキの上で過ごしました。
奄美に来てからこのボーっとする病気にかかったようで、何もしないでデッキの上でただ海と島を眺めている時間がたまらなく心地よくて、くせになってしまったようです。あと「デーリィのミルクコーヒー」の懐かしい味もくせになってしまい、この日は喜界島に着くまで4本飲んでいました。5本目はさすがに健康を考え「デーリィのヨーグルッペ」を買ってみたんですが、これもおいしかった。3本目から「ヨーグルッペ」にしておけばよかったと、少し後悔してしまいました。

名瀬に着くと日が落ちてきて、陽射しが弱まってきました。デッキの上で熱い日差しを浴びて汗びっしょりだったので、シャワーを浴びることにしました。ちょっと狭いけれど、水量も問題なく快適に使えるシャワールームでした。石鹸は用意されていますが、シャンプー・リンスは持参です。空いているので、好きなときにいつでも利用できます。
■名瀬港〜喜界島・湾港
喜界島は奄美大島から東へ25km(奄美大島の名瀬港から喜界島への渡航時間は約2時間半)と奄美大島からの距離は近いのですが、フェリーではなかなか行きづらいところです。「フェリーきかい」と「フェリーあまみ」が利用できますが、一日どちらか一便しか運航しなく、運航日は週4〜5日。ここ名瀬港を夕方に出港して、喜界島に入港するのは21:20か23:55で、いずれも夜遅くの到着となります。そして帰りの下り便は、5:20の早朝出港しかありません。これでは、日帰りでちょっと遊びにいく、なんてことはできません。喜界島行きだけでなく、奄美で運航されているフェリーは、生活物資を運ぶことが優先されているらしいので、人の移動手段としては不便なんですね。
もちろん飛行機を使えば15分ほどで行くことができますが、その分料金も高くなります。できることならフェリー片道3,500円で行きたいところです。
名瀬港を出てから、しばらくは夕陽を眺めることができました。(この頃になるともうデッキの上でくつろいで、ゴロゴロしています)陽が沈むと、今度は夜空を楽しむことができます。あんまり暗くなると景色も見られないので、食堂で「アンビリーバボー」をボケーっとみながら、カップラーメンをすすりました。気づけば時計は20時を過ぎてたので、客室にはほとんど戻らず、デッキの上で7時間近くを過ごしていたことになります。半日もボーっとして、すっかり南国の空気にやられてしまったのかと心配しましたが、客室で7時間正座して天井をボーっと見つめながら過ごしていたわけではないので、まだ救いようがあると思います。

喜界島までのフェリーは暇だろうから、徳之島の池村先生からいただいたもう1セットのヤコウガイペンダントをじっくり磨いていようかと思っていたのに、そんな時間もなくなってしまいました。
それでも一度は毛布にくるまらないと悔しいので、残りは客室で寝転がってやろうと到着30分前になって毛布に入ると、喜界島に到着した頃は熟睡していました。
乗組員さんが起こしてくれて、急いで下船しました。起こされなかったら鹿児島まで行っていたんでしょうか?
寝ぼけ眼で見た喜界島の第一印象は「まわりが真っ暗で何も見えないな」でした。